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~学校~
義人「なんとか間にあった~」
チャイムが後少しで鳴る頃、ようやく俺は職員室に入っていた。
?「むっ、どうやら着いたようじゃな」
職員室に入ると同時にやけにしゃべり方が古風な女の先生が近寄ってきた。
?「主が夜桜義人君じゃな?」
義人「はい、あのあなたは…」
?「むっ、すまない申し遅れた」
そう言うと先生は自分の右手を胸に当て自己紹介を始めた。
菫「わしが主のクラスの担任を勤める『乱咲 菫』(みだれざき すみれ)じゃ、よろしくな」
乱咲とはまた変わった名字だな…
菫「さっそくじゃが主のクラスに行くとしよう、着いてくるがいい」
そう言い菫先生は歩き出した。
しばらく歩くと教室が見えてきた。
菫「ここが今日から主のクラスになる、2年E組じゃ、ちょっと待ってろ、皆に話してくる」
先生は教室の中に入っていった。
義人「なんか緊張するな…」
まだ教室の中は騒がしかった、どうやら新しいクラスで落ち着かないらしい。
そう思っていたら中から菫先生の声がした。
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