3つ目~始業式、義人の新たなスタート~

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蘭「夜桜はんは親戚の家に居候なん?ウチの学校か?」 蘭さんが俺の方を見ながらそう尋ねてきた。 義人「ん?あぁ、光ってやつん家なんだけど…知ってる?」 俺は蘭さんの質問に答えた。 蘭「あぁ、光はん家か!!へぇ~、光はんこないなイケメンの親戚おったんか」 蘭さんは俺の顔をジロジロ見る。 義人「イケメンとか…お世辞でも嬉しいね、ありがとう」 蘭「ん~、別にお世辞やないんやけど…まぁええか」 蘭さんはそう言うと前を向いた、その瞬間… 「キーンコーンカーンコーン」 HR終了のチャイムが鳴った。 菫「むっ、もう終わりか…じゃあ一時間目の社会は急遽『転校生と仲を深める会』に変更じゃ、以上HR終わり」 菫先生の言葉を合図に休み時間になった。その瞬間… 「ドタドタドタドタ」 クラス中の生徒が俺の席に集まってきた。 「ねぇねぇ、前の学校どんな学校だったの」 「部活とか入る?入るならサッカー部にこない?」 「彼女いる?」 「ぜひ我が『筋肉部』に~」 俺はクラスのみんなから質問攻めされた…最後の「筋肉部」って何だ?
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