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義人「えっ、え~と、ちょっ、ちょっと待って、質問多すぎ!!一人ずつ言って~!!」
俺はクラスメート達にもみくちゃにされていた…すると…
?「お前止めないか、義人が困ってんだろ!!」
誰かがクラスのみんなに向かって叫んでくれた…おぉ天からの救いの手だ…
俺は感動しながら声のした方を見る。
竹逆「大丈夫か、義人?」
義人「…下僕?」
そこには俺に400Mで勝負を挑み、カッコ悪いことに負け、俺の下僕と化した竹逆が立っていた。
竹逆「下僕…やっぱり忘れてなかったのか…だが安心しろ義人!!ライバルとしてお前を助けてやる!!」
義人「…まず三つ」
俺は呟いた。
竹逆「えっ?」
義人「一つ、お前は今安心しろと言った、しかし何を安心していいかわからん!!二つ、俺はお前みたいな下僕をライバルと認めた覚えはない!!そして三つ、俺はお前みたいな下僕に助けてもらいたくない!!だからどっか行け」
俺はじろりと下僕を睨みながら言った。
竹逆「酷い!!せっかく助けてあげようと思ったのに!!俺の優しさを返せ!!」
義人「優しさ?貰った覚えがないな…あっ、不愉快な気分にされたからそれ返すわ」
俺がそう言うと、下僕は「泣いてやる~!!」と叫びながらどっかに走って行った。
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