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15才の4月過ちを犯し5月逮捕された…
僕は中学1年から不良の先輩に憧れツッパリ始めた。中学1年の秋位に先輩に呼ばれた。友達2人で行くと先輩3人と同い年のツッパリ2人がいた。
『コイツらお前らムカつくらしいからタイマンはれよ。』
そう先輩に言われ喧嘩なんかした事ない僕は内心凄くびびった。
そこで初めて喧嘩をした。やらなきゃ自分がやられる恐怖、先輩への恐怖の中別にムカつきもしない人間を初めて殴った。殴って、殴って、殴ぐり続けた…
僕は勝った…でもそこには血だらけで真っ青な顔をした相手が倒れてた。
これ…僕がやったの…。
そう思い一瞬で手足が震えた。今までにない震えかただった…
でもそこですかさず先輩なんかに囲まれ『お前強いな』と騒がれた。
憧れの先輩なんかに誉められ嬉しかった。今までに味わった事のないこの感じ…なんだろっ…人を殴ったのに、人に怪我を負わしたのにこの満足感…
強い者がのしあがる世界、暴力でのしあがる世界。
その一件からそんな世界が楽しくなってきた。
ムカつく相手を殴り、バイクを窃盗し、授業はサボり、夜通し遊びふけた。
いつの間にか周りの人間はそんな仲間でいっぱいになった。
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