PROLOGUE 【新星】

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ザッザッザッ… 「帰って寝て、起きたらまた仕事ッスね…」 「オメー、最近彼女に会ってんのか?」 ザッザッザッ… 「大谷さんと毎日この時間まで一緒なんスよ?会う時間なんてありませんよ…」 「ありゃりゃ。じゃあ、"あっちの方"もご無沙汰か?(笑)」 ザッザッザッ!ビュッ!! 「笑い事じゃないッスよぉ~。もう壊滅的な危機ですよあっちもこっちも。それより大谷さんこそどうなんですか?嫁さ」 ビチャッ!! 駐車場をくだらない話をしながら並んで自家用車まで歩いていた2人。 突如、茶髪の青年に何らかの液体が降りかかった。
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