PROLOGUE 【新星】

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「おわっ!なんだコレ?なんか生温くてキモッ!」 ヌルリ… 顔にかかった"ソレ"を手で拭うと、暗がりで色までは識別出来ないが、何か色が付いているモノだという事はわかる。 ソレは、暗がりではどす黒くも見える。 バチャバチャバチャ… 「あ?何なんだ?大谷さんもなんかかかりました?」 そう問い掛けながら一緒に歩いてきた筈の中年男性の方へ振り向くと… 「……へ?大…谷さん…?」 バチャバチャバチャ… 彼の数歩後ろに大谷と呼ばれる中年男性は立っていた。 首から上がごっそり無い状態で……
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