13人が本棚に入れています
本棚に追加
恐怖に
「…うん」
と言うしかなかった。
知られたら恥ずかしい。
そんな思いもあったし。
こうして唯一の憩いだった兄の部屋も怖くなり
義父と母は喧嘩ばかりだし、矛先がこども達に飛ぶことだってあった。
兄とはそれ以来も同様の関係は続き、最終的には裸にされた。
処女までは奪われなかったけれど…
兄とはその行為をする時以外は話さなくなっていった。
そしてわたしのおこづかいも取られるようになって、兄との関係は険悪になって行った。
今思えば、お金を取ったことを口封じするために、ある程度の性欲を満たすためもあったっは思うが、私をいいように弄んでいたのかな。
家でも孤立した私
義父に「どうせお前は俺のことを父親やなんて思ってへんねんやろ!」と叱られたことがきっかけで
私は家出した。
最初のコメントを投稿しよう!