虚脱感

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家に帰ると、俺は自分の部屋に閉じこもった。 ベッドに寝転んで、ずっと天井を見つめていた。いじめられてた日々を思いだしちまって、急に泣けてきた… 声を殺して泣いた。 ずっとずっと泣いた。 気がつくと眠っていた… 俺はどれくらい泣いてたのかわからいが、目が覚めたのは次の日の朝の四時過ぎだった。 俺:(学校もないのに、こんな時間に起きてもな…) その時、俺は全身を虚脱感に包まれちまった。 中学生なのに、何をしていいかわからない日々が始まったんだ…
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