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ちゅんちゅん
「朝か。」
俺の名前は近藤勇斗。17歳の高2だ。
あいつと出会ったのはその学校に行く途中だった。
「眠い。昨日ゲームしすぎたか?」
俺は自転車で学校に向かっていた。
「ショートカットするか。」
いつもは通らない神社内の道をこの日は通ってしまった。この選択が俺の運命を変えるとは思いもしなかった。
ヒューーーン
「ん?なんだ?なんか降ってくるぞ?」
上から何か影が迫ってくる。
「どいてどいてー!」
声がしたがそんなに一瞬に反応できないぞ。
「これはヤバイ!直撃する!?」
とっさに自転車を降りて脇に転がった。喋ったから人間なのだろうが受け止めようとしたらあの速度は多分死ぬ。
ドーーーン
凄い音が響いた。
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