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「鳥香ちゃんは…紅羅の友達なの?」
蝶華の言葉に鳥香が戸惑ったような視線を向け、そしてうつむく
「わからない…私達は今日会ったばかりですから」
「そっか、なら紅羅の友達になってくれると嬉しいな」
「え…?」
「あの子は私達から継いだ力のせいで友達がいないの」
蝶華が悲しそうに微笑む
「だから貴方だけでも紅羅の友達になってくれればいいな」
「はい…」
「ありがとう」
蝶華が嬉しそうに鳥香に微笑みかける
「よかったらうちにも遊びに来てね。うちには夫と息子しかいないから、鳥香ちゃんみたいな可愛い女の子が来てくれると私も楽しいから」
「…」
こくんと鳥香が小さく頷いた。
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