石ころ“意思頃”

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蹴られても何も言えない石ころのように 固い意志を持ち続けていれば この町を生き抜くには十分なんだろう 例え放り投げられても 例え踏みつぶされようとも きっと 薄い殻を割って周りを見渡せば 違う世界があると浮かれていたんじゃない? そこにはただ広く何もない空が広がっているだけ ただそれだけだからこそ、僕らは 果てしなく続いているという錯覚を見る いつだって他人任せです 仕方ありません 僕は君に気づかれにくく出来上がりました 朝も昼も、きれいな夕日の中でも…… 僕は人がつまずくためだけの障害物 誰か転ばないかなとただ待っているだけ 気付けないさ 誰も教えてくれないもの 例え置いていかれても 例えついていけなくても きっと
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