馬鹿とツンデレ

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ここは日本にあるとある街…その街の私立高校で、文化祭をやっていた。 「こ、ここはどこ…?」 そんな文化祭真っ只中の学校に一人の少女が…道に迷っていた。 「ううう~…誰か教えてくれない…教えてくれませんかぁ…」 名前は春芽兎羽(ハルメトハ)。短めの髪にやたら大きい女性特有のマシュマロを二つ持ち、如何にも頭の悪そうな顔をしている。 兎羽「あたし…このまま一生帰れないの…?うっうっう…」 兎羽は高校一年生。ただしこの学校の生徒ではない。文化祭に遊びに来たのは良いが迷ってしまったらしい。今にも泣きそうな表情をしていると、誰かに声をかけられた。 「どうした。」 顔を上げるとそこには一人の男子生徒が。兎羽がその人物に抱いた最初の感情、それは… 怖そうな人だなぁ…です。
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