事件

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「何やってんの二人。普通に入ってくればいいのに」 名波と清羅が笑っていた。 「ばーか! 俺はウブなんだぞ。親友のラブシーンなんて見せられたら鼻から流血だ流血!」 「あははは」 4人の笑い声が病室に響いた。 幸せな幸せな4人の笑い声。 私は心から言った。 「清羅、よかったね」 「ありがとう唯。私、幼稚園の先生もできる警官目指すから」 「あはは、すごーい」 すると恒が私の肩を抱いて言った。
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