降ってきた彼女は、腹ペコ女王!?

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さっきまで意味不明な言語を喋っていた女の子が突然流暢な日本語を喋りだした。 ますます訳がわからなくなった。 「あの……君は……」 「あ!?すみません!まだ自己紹介してませんでしたね!私はかなた。よろしくお願いします♪」 「あ、こちらこそよろしゅう……じゃなくていきなりなんて事をすんねん!?日本語喋れるなら喋ってや!」 俺はこの時顔は真っ赤だったんだろう。 でも女の子は平然とした顔で答えた。 「貴方と口づけした時に貴方の星の情報を吸収して言葉を覚えたんですよ♪この星の言葉は難しいんですね。他にもいくつも言葉あるみたいですし」 「は!?」 何言ってんねんこの娘? 頭打っておかしくなっちゃった? 「ちなみに私は頭を打っておかしくなっていませんよ。安心して下さい」 心読まれた…… まさか超能力者!? 「全部聞こえてますよ。思ったことは口に出るタイプなんですね」 「え!?マジっすか!?」 恥ずかしくなった。
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