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「どころで君は何処から来たん?突然上から降ってきたし……木の上に今までいたの?」
「いえ、私は宇宙船から降りて来たんです。ほんとは地面に着地するつもりだったんですが、少し故障したみたいで宇宙船から転送する際地面より5メートル程度高い場所に転送されちゃったみたいで、貴方にぶつかってすみません」
そういってかなたさんは頭を下げた。
一方の俺は完全にパニックってた。
「宇宙船?転送?意味がわからない……」
かなたさんはムッとした顔で俺を見た。
「その顔は信じてませんね」
そりゃあそうや。
直ぐに信じろって言っても無理がある。
「じゃあ証拠を見せますね」
かなたさんは突然立ち上がるとベレー帽を外すと、優しい光に包まれた。
神秘的な光に包まれる彼女はとれも綺麗で、俺は思わずみとれていた。
次第に光は強くなり、特に着ている服と髪が強く光だした。
すると服が少しずつ変形していき、光が収まると、その服は先ほどとは違い、普通にみかけるワンピースに変形していた。
また、髪も先程の眩い金髪ではなく、美しい黒髪に変わっていた。
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