修羅場!?腹ペコ女王宇宙人vs関西弁ツンデレ幼馴染み!!

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風呂から上がると、貴史がソファーに座り、マンガを読んでた。 ウチは冷蔵庫から牛乳を取り出して、パックごとあおり、喉の渇きを潤した。 不意に貴史が声をかけてきた。 「姉貴、いいのかよ?」 「何がや?」 貴史はマンガを置いて話だす。 「兄貴の事だよ。このままじゃ、あの娘に兄貴とられちまうぞ」 その言葉にびっくっとなった。 「べ、別に関係あらへん!アイツが誰と付き合おうと……」 「兄貴の事、好きじゃないのかよ?」 「誰があんな奴の事を好きになんねん!」 貴史も怒鳴り返した。 「じゃあ、兄貴が誰と付き合ってもいいんか!?姉貴は納得するんか!?」 「やかましい!ウチには関係ない!」 ウチはなしてこないにムキに怒鳴りよるんやろ。 貴史もムキになって言い返してきた。 「ならええ!後悔してもしらんからな!まあ、相手はベッピンやったし、姉貴と違って巨乳やったし、勝ち目なんてないやろ!でも、失って悲しんでも遅いで!お休み!」 貴史は頭にきた様子でリビングを出た。 一言イラっている事を言いよったけど、貴史なりにウチを心配してくれたみたいやな。 アイツも若いくせに、色々あったからな。 ウチに後悔して欲しくないんやろう。 なのにウチは……明日謝っとこ…… そう思いながら私も寝るためにリビングを出た。
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