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かなたはとある部屋の扉を開けた。
そこには、戦闘機の様な乗り物があった。
かなたはそれに乗り込むと、中のボタンをいくつか押した。
すると、正面の扉が開いた。
そこには真っ暗な宇宙空間が広がっていた。
「私は嫌です!だから探しに行きます。私の運命を変えてくれる方を。さようなら、お父さん、お姉ちゃん、みさ、皆……ごめんね」
かなたがそう呟くと、その乗り物は勢い良く、宇宙空間に飛び出した。
「あ……」
かなたは、乗り物を操縦しながら、ふとあることを思い出して、かなり深刻な表情で呟いた。
「ご飯……食べ忘れた……」
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