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「それともなんだ！こんないたいけな美女を何処の馬の骨かもわからん野郎に奪われてもいいっていうのか!?このヘタレ息子が！」
確かに親の都合でこんな美女が婚約者なんて、それはムカつくな…
てか、ヘタレやめて…
「流星さん……ご迷惑なら言って下さい…私はここを去ります…さっき言った私の告白は忘れて下さい…お世話になりました…」
そう言って涙を流すかなたさん。
「い、いや、迷惑じゃないですけど……」
「ヘタレ愚息が！お前ははっきり「お前は俺が守ってやる」みたいな事が言えんのか！ここまでヘタレ愚息だとは思わなかったぞ！」
親父よ、酔っぱらいみたいなセリフやで。
茶しか飲んでないからシラフのはずなんやけど？
後、ヘタレに愚息を追加するのはやめて……
マジでへこむから…
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