伝想

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伝想

いつもの場所 いつもの風景 変わってほしくないもの それはあなたでした 毎日の中で唯一心ときめく時間 あなたとの時間は頭が真っ白になり、時が経つのも忘れてそこにいました 楽しみにし、ただ会いたい一心で家を飛び出す 夏が終わり、風が心地よく二人を包むなかで出会い… その日からどのくらいの時間を共に過ごして、どのくらいの言葉を交わしただろう 全ての時間が過去の思い出となり、心に刻まれている 楽しそうに笑う自分、悩む自分、泣く自分 あなたは覚えてくれていますか? あの頃二人で約束したことを… 夜風の心地よい浜辺でのことも… 時間が経ちお互いに日々の忙しさに飲み込まれ、会話も無く過ぎる日々 でも俺は忘れない、忘れたくない、忘れられない過去 それはあなたとの思い出… 自分の中で真直ぐに人を愛し、信じ、共に生きていこうと決めた日のことを たとえお互い会えなくても、気持ちは常に一緒だよ また時が流れ、あの季節に、あの思い出の場所へ二人で肩を並べに行こう たとえ言葉がなくても、隣りにはあなたを感じているから 幸せを感じているから I find true love for you in this place once again.
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