俺のもの

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「日下部 葵   俺と、1週間付き合ってくれ」 ……今、目の前にいるこの男は何を言った? 学園1のプレイボーイ、杉浦 隼人 面倒だから、あまり関わらないようにしていたのに… 「………ねぇ…、罰ゲームなら他を当たってくれないかしら?」 「あ、いや 罰ゲームなんだけどさ…、その…」 この口篭って、モジモジしているところから 「ヘタレ」とかいう噂は、本当なんだろうな…とぼんやり考える 「……杉浦君、私 貴方と接点ないわよね?」 「あ、あぁ   隼人でいい」 「……なんで、私?」 名前で良い発言を華麗に無視し、 眉にシワを寄せて、軽く睨みつけるように彼を見る  
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