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ユキ「お前が俺を好きじゃないとしても……例え隼人が好きでも…俺の事男として見てくれよ。頼むから」
私はきっと隼人先輩を好きでいたいんだ
……そう気づいてしまった
それはつまり少しずつだけど私の中で隼人先輩が消えてきているという事
嫌だ
消えないで
私は隼人先輩を好きでいたいの
隼人先輩が…好きなの
だから…
唯奈『……惑わせないで』
私の中に入ってこないで
隼人先輩を消さないで
ユキ「嫌だ!!何で…目を反らそうとするんだよ。お願いだから俺から逃げようとすんな!!!!」
ユキはそう言って私を抱きしめ肩に頭を埋めた
……奮えてる
唯奈『……ユキ…私…』
ユキの背中に手を回そうとした
…その時だった
隼人「何してんの?」
冷たい声がリビングに響いた
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