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いつもニコニコしている隼人先輩からは想像も出来ないほどの無表情だった
そしてそのまま私達の所まで来ておもっきり私の腕を引っ張った
隼人「ユキ…唯奈ちゃんにこんな事二度とするな」
ユキ「それはお前が決める事じゃねぇーだろ」
隼人「嫌がってたのが分からないのか?」
ユキ「今お前がやってる事と何が違うんだよ?それとも何か?まだ唯奈が自分の事好きとでも思ってんのか?」
隼人「……思ってない」
その言葉に泣きそうになった
私はもうそう言う風には見られてないんだ…。
今ならさっきユキが「男として見てくれ」て言った気持ちが分かる
好きな人に"自分を好きな異性"として見られないのってこんなにも辛いんだ
隼人「…でも」
静かに隼人先輩が言った
隼人「僕は唯奈ちゃんを好きだと気付いたから。もうお前の勝手にはさせない」
……え?
今…何て言ったの?
私を好き?
隼人先輩が?!
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