わたしの憂鬱

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その年、母が脳梗塞で帰らぬ人となった。 享年42才。 そのショックからか2か月後、父が倒れそのまま母のもとへ旅だった。 享年48才。 わたしも死んでしまいたいと思うほど悲しかった。 お母さんもお父さんも大好きだったから。 将来は2人のような夫婦になりたいと思ってた。 わたしはこれ以上にないと思うくらい絶望の淵にいた。 でも、絶望はこの後さらにやってきたのだ。 父に多額の借金があった事が発覚した。 そして浮気をしてたことも…。 父と母は仮面おしどり夫婦だったのだ。 その後、母は父の浮気と借金に悩まされて心労で倒れたということがわかった。 『もう誰も信じられない』 心の底からそう思ったのは今でも忘れていない。
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