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序章
俺は神城優。
物心ついた頃から父さんの職業の【イレイズ】に憧れた俺は、毎日体を鍛えて
父さんが暇な時に剣術やいろんな武術の稽古をしこんでもらった。
そして、念願だった〈イレイザーハウンディット育成校〉に入学を希望して、超難関とされる試験をクリアし、無事に入学した。
しかも俺は、15才という異例の若さで、なおかつ試験の成績も上位で入学し、世間から“100年に一人の逸材”なんて言われている…
正直言って迷惑極まりない。
何故って?
そりゃぁ、俺の友達も試験をクリアして入学しているからさ。
同じ15なのに…。
20才を越えてから入るのが一般的に普通とされているが…
入学するのに年齢制限は無かったから、早く【イレイズ】になりたかった俺は両親を説得して入学したんだ。
そして今日から学校が始まり【イレイズ】に必要な知識と技術を学んでいく。
とても嬉しいけど…、何事もなく無事にやっていけるかな?
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