~第二章~

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まずは不良Aがきた!!武器は斧 斧を縦に振ってきたが、それを左にかわした。斧は地面に深々と刺さり抜けなくなった。 必死に抜こうとするAに俺は思いっきり顔に膝蹴りを喰らわす。 Aは顔を押さえ倒れこむ。 次にDとEが仕掛けてきた。 武器はDが短剣、Eはグニャグニャに曲がった剣…あんなんでいいのか? どっちにしろやって来たので、俺も迎え撃つ。 Eが先に来た!! 剣を横に溜めて薙払うように振ろうとするが、俺はソイツの剣を持っている方の手首を掴み振らせないようにする。 ミゾオチを一発殴ってひるませて、Dが短剣を突き出し刺そうとしてきたのでEの腕を盾にして、防ぐ。 Eは痛くて叫んでいる。 そして刺された所を押さえて倒れた。血が勢い良く吹き出している。 Dは仲間を刺して呆然としている…俺はそいつの股間を思いっきり蹴っ飛ばした。Dは顔を歪めて悲痛な叫びをあげている。 残るはBCだ。 BCはADEがいとも簡単にやられて怖じけづいている。 優『さっきまでの威勢はどうした?俺を殺るんじゃないの?さっきと有言実行してよ。』 俺は煽るように言った。 それでも動こうとしない… この際だから緋燕の試し撃ちでもしようかなと腰のホルダーから緋燕を取り出す。 BCは緋燕を見るなり腰を地面に押しつける様に座りこむ。 情けねぇ…萎えた。さっさと終わらせよ。 優『綺利斗~!!!拓也~!!! 萎えたから、病院送りでいいけ?』 二人は拳を前に突き出し親指を立てて、OKサインをだす。 それを見た俺は二人めがけて緋燕を撃つ。 バンッ!!!!!!!バンッ!!!!!!! ババババン!!!!!! 2発撃って緋燕を慣らした後、 足を狙って2発ずつ、当てた。 あとAとDにも足に撃って勝負はついた。 不良どもは、足を撃たれ、股間を蹴られ…痛くてうめいている。 あっけない勝負だった。 俺は二人のところに戻っていく。 綺利斗『あいつら、どうする?』拓也『自業自得!!ほっとけ。』 後ろの人達はいろんな意味で口をあんぐり開けて驚いている。 ??『何をしているんですか!!!?そこをどきなさい!!!』 奇声をあげながらこっちに向かう女の人がいる…多分先生だろう。
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