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白鳥『なっ!!!?何なの!!?どういう事なの!?
…あなた達は新入学生ですね。
私は今回の集会所で説明ガイダンスの総責任者をしている白鳥(しらとり)です。以後お見知りおきを…。それで誰か!!
今までの経緯を話しなさい!!!!』
どうやら白鳥って言う先生らしい。あの五人の光景と扉の悲惨な姿に憤激しているようだ。
優『僕が彼等に喧嘩を吹っ掛けられて…結果こうなりました。早急に病院に送った方がいいですよ?』
俺は簡単に説明した。
白鳥『そうね。それと…あなたの名前は?』
優『優です。神城優。』
白鳥『!!?…そう…あなたが神城優ね。あなたは此処に残って。
他の人は全員、中に入って、中にいる先生に病院へ連絡するよう伝えて!!!』
白鳥先生が言うと拓也達を含む生徒は即座に連なる様に移動していく。まるでアリの行列だ…
一分ぐらいで俺以外の生徒は中に入った。
今は白鳥先生と二人だけだ。
白鳥『さて…神城!!
内容を詳しく教えてもらいましょうか。どういう経緯で、こんな結果になったのかを…キッチリとね。』
俺は言う通り一部始終をありのままに話した。
まぁ…俺には過失がないからね。
……多分
話している間に救急車がきて五人を運んでいった。
話し終わると白鳥先生は、「わかった」と頷く…
白鳥『ついてこい…話がある。』
と、言って外にでた。俺も外に出て後についていくが……
優『別にいいですけど…説明ガイダンスに行かなくて良いんですか?』
俺は不思議に思って聞くと、
白鳥『いいんだ。
お前には別の用途で話があるんだ。内容が変わったが…本来はお前を含め数人別の部屋に連れていく予定だったんだ。』
優『へぇ。そうだったんですか。
ちなみに、俺以外の人ってどうされるんですか?』
白鳥『後で呼びます。ですが…その前に、あなたに用があるんです。』
優『そうでしたね。
まぁ…どうせ実力でも計るんでしょ?』
白鳥『勘がいいな。その通りだ。お前の話を聞いてたら、戦いたくなったのだ。』
優『物好きですね。嫌いじゃないですよ…そういう性格。』
白鳥『ほら。着いたぞ。』
目の前には大きなドームが、そびえたっていた。
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