~第四章~

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廊下を進んで行くと………はい。到着しました。 白鳥『さて…まずは部屋の鍵を使って中に入れ。』 何普通のこと言ってるの?なんて考えている内に普通に鍵が開く。 そして中に入った。…普通の部屋だ。一応はタンスとか、ハンガーとか置いてある。ついでに俺の着替えが入っていると、思われるバッグがあるだけだ。殺風景だ…。 ガタンッ!!! ドアが閉まる音がした。つうか先生が中に入っている!!? 先生が手を伸ばしてきた!! 優『え!!!?せ…先生?』 ヤバい!!変な考えが…って別にヤマシイ考えではあるが…この場合は…不可抗力でその… 白鳥『さっさと食堂と訓練室の鍵渡さんか。』 優『へ?あ!…はい。』 いや。まぁ普通に考えればあり得ないな。 だって…生徒と教師な訳だし。 って妄想に浸っている場合じゃねぇよ!!俺は××か!!!?? てか、部屋に入って訓練室の鍵なんか持っても意味ないじゃん。 優『先生?部屋に入っても訓練室とかには行けませんよ?』 白鳥『そう焦るな。まぁ見てろ。』 そう言うと、おもむろに訓練室の鍵を手に取り鍵穴に差し込む…ん? ちょっとまて…何で部屋の中側に鍵穴がある?おかしくね? 先生が鍵穴に鍵を差し込む。 カチャッ!!…ガッコン!!! 鍵閉めたのかな? 白鳥『よし。入るぞ。』 入るぞって…出るの間違いじゃ。 ドアが開く。 …そこには廊下が見えて…こない…? えっと…ここは俺の部屋だから普通ドアを開けば廊下が見える…ハズ。 なのに、ドアを開けて出てみると…目に写ったのは。 広~い正方形型の部屋があった。 一体どうなってるの!!? 白鳥『璽譜石を使ったんだ。』 俺の心を呼んだらしく先生がおもむろに言った。 璽譜石って本当何でもありだな。
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