2020人が本棚に入れています
本棚に追加
廊下を進んで行くと………はい。到着しました。
白鳥『さて…まずは部屋の鍵を使って中に入れ。』
何普通のこと言ってるの?なんて考えている内に普通に鍵が開く。
そして中に入った。…普通の部屋だ。一応はタンスとか、ハンガーとか置いてある。ついでに俺の着替えが入っていると、思われるバッグがあるだけだ。殺風景だ…。
ガタンッ!!!
ドアが閉まる音がした。つうか先生が中に入っている!!?
先生が手を伸ばしてきた!!
優『え!!!?せ…先生?』
ヤバい!!変な考えが…って別にヤマシイ考えではあるが…この場合は…不可抗力でその…
白鳥『さっさと食堂と訓練室の鍵渡さんか。』
優『へ?あ!…はい。』
いや。まぁ普通に考えればあり得ないな。
だって…生徒と教師な訳だし。
って妄想に浸っている場合じゃねぇよ!!俺は××か!!!??
てか、部屋に入って訓練室の鍵なんか持っても意味ないじゃん。
優『先生?部屋に入っても訓練室とかには行けませんよ?』
白鳥『そう焦るな。まぁ見てろ。』
そう言うと、おもむろに訓練室の鍵を手に取り鍵穴に差し込む…ん?
ちょっとまて…何で部屋の中側に鍵穴がある?おかしくね?
先生が鍵穴に鍵を差し込む。
カチャッ!!…ガッコン!!!
鍵閉めたのかな?
白鳥『よし。入るぞ。』
入るぞって…出るの間違いじゃ。
ドアが開く。
…そこには廊下が見えて…こない…?
えっと…ここは俺の部屋だから普通ドアを開けば廊下が見える…ハズ。
なのに、ドアを開けて出てみると…目に写ったのは。
広~い正方形型の部屋があった。
一体どうなってるの!!?
白鳥『璽譜石を使ったんだ。』
俺の心を呼んだらしく先生がおもむろに言った。
璽譜石って本当何でもありだな。
最初のコメントを投稿しよう!