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~第一章~
街は朝早くから賑わいを魅せていた。
俺の住んでいる街は『イザイラ』って名前だ。
世界で一番大きな街だ。
いろんな商人がいて、この街で揃わない品物はない!!ってほどの品揃えが半端ない。
俺は街を歩きながら、気持ちを落ち着かせて〈イレイデット校〉に向かう前に、一緒に入学した友達二人と待ち合わせをしてたのでその場所に向かった。
待ち合わせ場所に行くと、その友達が話をして立っていた。
二人の名前は
羽馬乃 拓也(はまの たくや)
と
嘉多島 綺利斗(かたしま きりと)
幼い頃からの親友だ。
俺と同じ15才で、〈イレイデット校〉に入学した。
しかし、成績が真ん中ぐらいと、目立たなかったので、世間からあまり注目を受けていないらしい。
俺が二人の前に現れると
拓也『お!!?100年の逸材と唄われた優がきた!!?』
綺利斗『ご機嫌いかがですか?我らが有名人?』
と、悪ふざけをいう。
優『たった今機嫌悪くなった…。』
こっちは、そんなこと周囲から言われて期待され、しかも同じ入学者からは冷たい視線にさらされる始末だ。
親友のこいつらだけは…と思った俺が馬鹿だった。
拓也『はいはい。機嫌治して、単なる悪ふざけだって。ごめんな。』
綺利斗『ちょっとした悪戯だって。そんなこと言われて嬉しくないのは俺達が一番知ってるはずだよ?』
だったら言うなっつうの!!!!!
と二人にツッコミをして、機嫌が直ったところで、俺達は学校に向かった。
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