†出会い†

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無事、始業式も終わり帰るだけだった。 「美穂~帰ろう。」 「ゴメン、私まだ帰らないから。」 「そっかぁ。じゃあ、また明日ね。」 「うん。」 時音は先に帰って行った。 私は鞄を持ち、屋上へと足を進めた。 階段を登ると屋上に繋がるドアがあった。 ――ガチャッ ドアを開けると気持ちい風があたしを包んだ。 「気持ちい・・・。」 黄昏れているとガタッと音がした。 音がした方に近づいた。 .
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