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そっと覗いて見ると赤い瞳の男がいた。
そしたらその赤い瞳と目が合った。
「・・・・何見てんだよ。」
「別に見たくて見た訳じゃないよ。」
男が私を睨んできた。
「・・・こっから出てけ。」
「言われなくてもでてくわ。」
私はその男を見ずに屋上を後にした。
「・・あの女・・俺を見ても怖がってなかった。・・・面白い・・気に入った。」
そう男が言った事にも気付かずに―・・。
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