†少し近づいた距離†

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時音と話しているうちに、学校についていた。 「格好いい人いないかぁ。」 「いるわけないじゃない。」 「もう~美穂のばかぁ。」 時音は私の背中を叩いた。 「~ッ!?」 時音が叩いた所は何気に痛かった。 「あっれ~?教室騒がしくない?」 「??確かにね。何かあったのかしら?」 顔を見合わせた。 ――ガラッ 私が見た光景は私の隣の席に群がっている女子――・・・ いや昨日屋上にいた赤い瞳の男が私の席の隣に座っていた。 バチッと男と目が合った。 .
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