♥ナースっ娘VS新米執事♥

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新米執事カイが屋敷に勤めはじめて今日で丸一年 「……僕も…一人前になったのかな〃」 ぽそっと呟き 朝の支度にと、テーブルを拭いていた手を休め ほくほくと頬を緩める 一年もたてば 誰だってとっくに一人前になっていて当たり前なのだが… 幸か不幸か それを指摘する者は屋敷にいなかった ー今日はお前に執事業務を託すー 何かといぢめる先輩執事は昨日から遅い夏休みをとっていた 「僕に1日任せてくれるなんて…カイ先輩…なんだかんだいって僕のこと…素直に頼りにしてるって言えばいーのになッ(照)」 嬉々として思わずテーブルをバンバン叩く …… 端から見たら 立派な変態である 誰もいない朝の時間だからできること そう 誰もいないはず なのに… 「……ぷぷ💓」 ん? え!? 「⁉うあああッ!?、朱華様いつからそこに⁉💦💦」 「カイ君がテーブル拭き始めた時からいるよ💓^^」 淡いピンク色の髪をサイドに結んでいる少女が ニッコリ笑う 秋葉原に行ったらきっと絶大な人気になりそうなルックス 「…カ、カイ先輩には秘密にしてくださいよッ〃」 顔を赤らめながら朱華に頼むとー
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