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♥甘えンぼ姫VS新米執事♥
「……よーしッ!今日から本格的に執事デビューだぞぉ」
顔をパンパンッと叩いて気合いをいれる。
一週間の研修を終えて基本は頭に入れたー
お嬢様方が快適に毎日を過ごしていけるようお助けするんだッ
今は…朝7時。と、昨晩旦那さまから伝えられた時間ピッタリだ。
―お嬢様を起こさなくては―
「失礼致しますッ!」
ピンクの可愛らしい扉がまるでカイを待っていたように開いた…
「んー……ねむいよぉ」
ぱふンっ♥
「え⁉💦💦💦」
ビックリなんてもんじゃなかった。
扉が開いたと同時に栗色のサラサラヘアーの少女が抱きついてきたのだ
「み、美夢さま⁉⁉⁉」
目を白黒させているカイをじーッと美夢がみつめる
「………あれー?カイじゃないの?…」
「ぼ、僕はカイですッ」
「…あなたもカイっていうの?」
ふーん…と美夢が呟く
「まぁどっちでもいいかぁ♥じゃあカイ…着替え」
「あ、はい💦確か今日は学校のチアリーダーの練習でしたよね😃」
―どうぞ…―とチアリーダーの衣装を差し出した。
「何してるの?」
キョトンと美夢がそんなカイを不思議そうにみる
「え?」
「そんなんじゃ着れないでしょー?早く着替えさせてよぅ」
「………。ええ⁉⁉⁉💦」
…ぼ、僕が着替えさせるの⁉
「はやくー遅れちゃうよう💦💦」
美夢が膨れる
「は・や・くッ!」
―ああわわわ💦💦
ええいッもうどうにでもなれー💦💦
美夢のネグリジェに手をかけてーえいッ―とめくる
ーうわー💦💦💦💦💦
の、ノーブラだよー♥💦
「いやン…💦ちゃんと着させてよぅッ」
経験の浅いカイにはとんでもない刺激だ。
とても直視できず目を瞑りながら闇雲に服をかぶせた
「…ウウン💦ちょっとキツイよう…」
どうやら胸でつかえているらしい💦
「も、申し訳ありません💦💦💦💦💦😭」
「もーうッいいッ自分でやるぅー💢」
「す、すみません😭」
―…怒らせてしまった💔ションボリ部屋を出る。
―執事って…大変かも…(泣)
ドタバタではじまった新米執事の1日はまだまだ続く―…
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specialthanks
美夢さま
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