「将来の夢」

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さきちゃんは小学2年生。 さきちゃんのお母さんは、隣の小学校の非常勤の先生です。 障がいを持ったお友達の勉強のお手伝いが、お母さんの仕事です。 お母さんがこの仕事を始めた時、さきちゃんは「お母さんが私と同じ学校でお仕事したら、いつでも会えるのに」と思いました。   お母さんは、家に帰ると、よくお仕事の話をしてくれました。 ちょうどお母さんの学校に、さきちゃんと同じ2年生のけいくんがいるので、お勉強の進み具合などの話が毎日の日課になりました。 一緒に習ったばかりの音楽の歌を歌ったり…
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