4人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、ある日の夕方。
お母さんがたっくんをお迎えに来た時です。
つばめ組の巣から、赤ちゃんだったつばめが、空に飛び立ちました。
そして、近くの電線に止まりました。
つばめ組さんの卒園式です。
たっくんは、思わず「わぁ~」と言いました。
そして、にこやかにつばめに手を振りました。
「つばめ組さん!卒園おめでとう!僕も来年、卒園するから、待っててね!」
つばめは、たっくんの言葉を聞いて、夕日の沈んでいく空に飛んでいきました。
《おしまい》
最初のコメントを投稿しよう!