~三河攻略戦~

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しかも甲州侍は戦国の中で優秀な侍であったため、戦闘力も伊達ではなかった。 旗本十人が家康を守ろうと戦うが甲州侍は強い。 戦国最強といっても過言ではない 次々に討ち取られ野に屍をさらしていく・・ (もはやここまで・・武士なら華々しく散って後世に名を残す!) 「やぁやぁ!甲州侍どもよ!我こそが松平家康である。命知らずはわしにかかっこい!」 この名乗りで武田勢は奮い立った。そこに恩賞首があるのである。我先にとばかりに家康に襲い掛かる・・ 家康はあまり武芸は得意ではないが、奮戦した。 一人二人と倒していく。 その鬼の形相に武田勢は怯んだ。家康はまた一人を切り倒した。 しかし無勢に多勢。 家康は疲れきってしまった。 家康の視界には敵勢の侍大将と思わしき武将がいた。 「松平家康殿とみるが間違いはごさらぬかな?」 「いかにも。」 「御命頂戴する。」 侍大将の刀が家康にむかってふりおとされた。
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