プロローグ

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それは闇を照らしますか とても美しい言葉の羅列が浮かんだ時 直ぐには書きあらわさず 何時か出逢えるのだろうと 言葉を置き去りにすることを甘んじて赦したまま なめらかに消えてゆくその言葉の まるで夢のような濃やかさは その色を喪わぬまま  吐息から ゆるやかにあたたかく わたしの未来に溶け込んでゆく 倖福 今何処に在るのですか 今どれ程在るのですか
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