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「はい!」
朝日は少し自慢げに頷き、続けて言う。
「ただ…霊力をとっても使うので疲れてしまうんです。だからその分、ご飯を食べたり寝たりはしなきゃいけなくなりますけど…」
「ほほう…」
「あ、その顔は…もしかして、信じてませんね?」
「正直申しますと、半信半疑でござ候」
むっ、と朝日は頬を膨らませる。
「むー…そしたら、悠さん!ちょっと後ろ向いててください」
「な、一体を何を…」
「いいから向いていてください!」
少し強めの語調に押され、悠は仕方なく後ろを向く。
三十秒程の時間が過ぎただろうか。
「いいですよ、振り向いてください!」
後ろから聞えた彼女の声に従い振り向いた瞬間、悠は絶句した。
「んな…!」
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