第六章

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まずい、この目は非常にまずい。 この単色のグラデーションで塗られたような、虚ろな目。まさにひ○らし的狂気ッッ! 「ちょ…朝日、落ち着け!そ、そうだ話し合おう、話せばわかる!」 あれ?この台詞もしかして犬養毅的死亡フラグ? 「問答無用ッッ!」 ガバッと買い物袋に襲い掛かる朝日。  覚悟を決めて目を閉じる。 「てーい!」 「あべし!」 何かが転がり壁にぶつかる音。 目を開けると、ミツキがそこに立っていた。  「悠兄に手を出すと許さないんだから!」
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