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『あ"ぁ"ん?!』
息ぴったりの二人。
「すいまっせーん…」
祝50ページだというのに、ここで俺は死ぬのか…。
くっ、無念!
だがしかし、ただでは死なんよ、ただでは!
「あー、お二人さんは料理を作る事が出来るのかな?結局作るのは俺じゃないかな?ってことは…」
『んなもんお前が作るに決まってんだろうが!』
「はいすいません牛肉買ってきますのでしばしの猶予を!」
そうして悠は猛ダッシュで牛肉を買いにいく。
少しでも速度を緩めれば待っているのは死。
なおかつ、ハンバーグとすき焼きの両立は不可能なので、双方を満足させる料理を考える…。
あ。
もうしゃぶしゃぶでいいや。
仕方ないんだ。
二人の希望はまた後日ということにしてもらうしかない。
まさかすき焼きのデミグラスソース掛けにするわけにもいかないし…。
食材を買い直し、未だ戦い続けていた二人に提案する。
「いいんじゃないでしょうか、私好きですよ、しゃぶしゃぶ!」
「もー、仕方ないなぁ。今度ちゃんとハンバーグ作ってよ!」
おおお、しゃぶしゃぶよ、主よ、感謝します。
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