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チームは翔、圭也に男の子が2人、女の子が2人、 「最近の子はバッティングいいなあ」 時刻は午前8時30分。 ホームランは出ないものの小学生たちは確実にミートしていい打球を放っている。 一方、翔は一打席目に小6の野球少年に訳のわからない変化球で三振に取られたものの、以降はホームランを3本打つなどしてチームの勝利に貢献した。 「やっぱ翔くんは上手いね。」 キラキラした視線を向けながら、圭也ははしゃいでいる。 「やっぱり、鳥居さんは上手いっすね~ 来年シニアでピッチャーやろうと思ってるんですけど、変化球教えてくださいよ~」 カラーボールを潰して、ナックル?を投げて翔を三振にとった小6の橘健一郎が近づいてきた。 「ん?何?お前シニアはいんの?どこシニアよ?」 健一郎の話しに驚いた翔は思わず返事をせず聞き返してしまった。
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