続～下を向いて咲く向日葵

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木下が大きな声で言った。店内の客がざわめき、羽山は慌てた。

羽山:「ふ、ふざけるな！」

木下:「間違った事してねぇ、大人の羽山さんなら、慌てる必要ねーだろ？」

木下がニヤリと笑うと、田村達が座るテーブルに、店長らしき男性店員がやってきた。

店員:「お客様、周りのお客様のご迷惑もありますので、これ以上騒がれますと警察を呼ばせていただきます…」

田村:「す、すいません。もう騒ぎませんから…」

店員:「次に何かあれば、すぐに対応させていただきます。」

そう言って店長らしき男性は、周りの客に笑顔を振り撒きながら戻っていく。

羽山:「お前ら…恥かかせやがって…俺はな、ある組に出入りしてんだぞ。」

羽山がいきなり、呟いた。田村はドキッとしたが、隣の木下は急に吹き出した。