変な人→好き

4/12
前へ
/92ページ
次へ
詰め所の雑用に追われ、走り回っていた愛。 「西岡さん。調子はいかがですか?」 男の人の声。 そこには、朝日に照らされてキラキラしている男性がいた。 「おはようございます。」 笑顔で挨拶してきたその男性。 愛は、人見知りの激しい園児のように近くにいたおばさんの影に隠れて 「おはようございます…。」 つぶやくように言った。 (感じがいいひとだな…。) 愛は詰め所の雑用を続けた。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加