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沈黙の間。
やり過ぎたかな？
「……わかりました。谷川じゃなくて私でよろしかったら今から話を伺います」
やった！
谷川部長に取り次いで欲しかったけど、とにかく上がり込んでしまえば清美に迷惑かける事なく話が伝わるだろう。
電話を切ると僕はみなぎる力を前面に出して、四友ビルに入った。
5人の受付嬢が口元に妙な笑みを浮かべて会釈する。
僕は先ほど応対してくれた布川さんの前に進んだ。
「『博通』の上園です。営業部開発課の白石さんとアポイントを取らせて頂いたのですが……」
布川さんは白石さんに内線を取ってから、来訪記録帳を僕に渡してくれた。
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