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大学に着けばいつものよく名前も覚えてないような奴と会話したり
休みにどこか行こうなんて下らない会話に花が咲く
人に合わせるのは得意。それなりに笑顔で頷けばいいから
そんな俺の態度に気付く奴なんていない
上辺だけの付き合いだから当然なんだけど
ヤン以外と話したって無駄なんじゃないかと思ってしまう
こんな時、息苦しさを覚える
「ちょっと一服~」
輪の中から抜け出してお気に入りの木の下へと足を運ぶ
新緑が心地良い風に靡いている姿を見れば幸せな溜め息が漏れる
「空が高いなぁ」
紫煙が若葉の間を通り過ぎていくのを瞳で追う
自由って気がして凄く好き。だからお気に入り
「今日も来てたのか?」
声に振り返るとホランイの姿
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