第1章

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…… 刹那は何がいい? 何があるの? 王子様か…ナイト様 どう違うか分からないからどっちでもいいや どっちでもはダメ、刹那の意思で選ばないと え~、でも永久はお姫様決定なんでしょ? そうだよ うーん、じゃあ王子様…かな ああ、じゃあ刹那がお姫様やってもいいよ え~?やだよ~ ふふ、刹那可愛い 「刹那……可愛い」 目覚めてすぐに可愛いと言われる男はどうなのだろう てゆうか夢でも言われてました さっきまでのは夢ですとも 俺は愛しい声にプリティ呼ばわりされて目が覚めた 「永久、顔近い、凄く近い…んん…」 あまりに近い彼女の顔は朝一で俺の唇を奪っていった 数十秒ほどだろうか ずっとお互いの唇を犯すような卑猥なキスを続けた 解放された時は頭がボーっとしていた 「ふふ、おはよう刹那」 キスの余韻に浸りまだ顔のほんのり赤い永久が微笑みながらそう言った 永久は今ダボダボの男物のYシャツ 間違いなく俺の で 下はスカートもズボンも履いてない いわゆる パンティ一枚 男で言う所のパンツ一丁 多分間違いなくノーブラだろう おっといけない 朝から変な事を考えてしまった 「おはよう、永久」
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