プロローグ

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まあその場は昂の必死の土下座と 「とりあえずお客さん来てるから会計するなら早く済ませてくれ」 と言う先輩の一言で収まった そう言えば会計したの永久のカッターだけだった で 俺はカップ麺、永久はサンドイッチ、昂はおにぎり(梅・鮭・おかか・シーチキン)を買ってコンビニ内に付いている飲食可能なコーナーへ移動 「お前食い過ぎじゃないか?」 俺はカップ麺の3分を待ちながら昂に言った 「育ち盛りだからいいんだし」 「まだ育つ気でいるのか」 「お前はいいよ、身長あるから、170だっけ?俺155だし」 「クスッ…私より小さい」 確か永久は165ぐらいだったか 本人に聞こえない所で言ってあげような 永久 泣いてるぞ昂 てゆうか別に背の低い人を卑下している訳ではないのであしからず …… で 3分経ったのを確認 蓋を開けると香ばしい醤油の薫りが立ち込める 焦がし醤油だって 液体の醤油をどうやって焦がすのかね? 「でさぁ」 昂が切り出したので軽く忠告を 「死にたくなかったら変な事は言うなよ」 「……うん、もう2人共シた?」 キチキチキチキチ 「待ってーー!今のはごめんなさいでしたーー!」 「飯食ってる時に下ネタはないよな」 と麺をすすりながら俺 「うん、ない」 とサンドイッチを左手に持ち右手にカッターを持ち永久 「もうしない!もうしない!」 と首を横に振りながら昂 米粒飛ばすな
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