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「まあ内緒だ、他人にポンポン教えるような内容でもない」
「何その余裕!ムカつく!」
そう言って155cmの昂少年はハンカチをだして端っこを噛み締めてキーーーッ!
と一昔前のアニメの女子みたいな悔しがり方をした
別に背の低い人を卑下している訳ではない
決して
「あ」
永久が突然思い出したかのように言った
「朱音は知ってるかもね」
「そういう会話もするのか」
「たまに」
で、昂が言った
「よし!明日朱音に聞こう!」
うん
セクハラだな
……
各々の食料を完食し終えそろそろ帰るか、となった
で
永久が言いだした
「たまに思うけど」
「ん?」
ちなみに今のん?は俺と昂2人同時だった
「なんで刹那はこんなのと友達なの?」
「こんなのって酷い!」
「さぁ?そもそも本当に友達か?」
半分ストーカー……
「ああ!言っちゃう?そういう事言っちゃう?もう刹那なんか知らないんだからね!今更好きなんて言っても遅いんだから!」
そう言って昂は店を出た
「間違ってもアイツに好きは言わんな」
今流行りのツンデレ風味?
で
俺と永久が先輩後輩に軽く挨拶をしてコンビニを出ると何故か昂がいた
「もう!待たせ過ぎよ!」
「キモい」
「なんで存在してるの?」
永久
それはいくらなんでも
いや
俺のも同じようなもんか
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