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だけど、僕らより若く見えた。僕は『何歳?』と聞くと、女の人二人は口を揃えて『17歳』と答えた。『へ~。17ねぇ……!エッ!17!』と僕は驚き隆司の腕を引っ張り、『ちょっとゴメンね』と謝りながら、二人から離れて『まずいだろ?17歳は…捕まるぞ』と言うと『何言ってんだよ』と隆司は少しジャンプして僕の頭を叩いた。
『いいか!俺がどんな苦労をしてあの子達を掴まえたか分かるかい?見ろよ。この汗…お前に分かるか?』とタレ落ちる汗に指を指しながら話した。『だけど、17歳はワカメちゃんだろ?7歳も離れて…』と僕が話すと『もし…ダメならいいよ。アタシ達海に来ただけだから』と言う声に僕は驚き『いや!ダメじゃないよ。こいつさ、真面目な所あってさ!』と隆司は言い『何して遊ぼうか?』と笑いながら二人を誘導し、少し離れてから振り返り口パクで『車』と僕に伝えて、僕は車を取りに車を停めた駐車場まで歩いて行った。
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