・闇の箱・

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しばらく、歩き一軒家に着く。 ガチャ… 「ただいま…」 『あぁ…お帰り希星輝。』母は、僕が帰ってくるなり、めんどくさそうな返事をした。 「母さん…今日は仕事早いんだね。」 『そんなことより…テストは結果でたの?』 鞄をあけ、返却された、テストを差し出す… 母が眉間にしわをよせたかと思うと… パシンッッ…… 「………っ…。」 すぐさま頬を叩かれる。 『どうして、満点がとれないの?』 冷たい目で僕を見下ろし、冷酷にそう告げ、母はリビングへ戻って行った…
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